水分と油分のバランスの良い肌とは?

水分と油分のバランスの良い肌とは?
潤っている健康肌は角層が充分な水分に満たされています。

角層の理想的な水分量は 20%。

角層水分量が 20%以下になると肌は乾燥に傾きます。

加齢、外的要因(UV、洗 浄)、内的要因(睡眠、食事)で減少します。

また、皮脂腺で分泌され毛穴から肌表面へと分泌 される皮脂と汗腺から分泌される汗とで皮膚表面に皮脂膜が形成されますが、この皮脂と汗 のバランスが皮膚表面の潤いに関わってきます。

皮脂分泌量が多すぎると毛穴詰まりやニキ ビ発生の要因になりますし、少なすぎても皮膚表面の保護能力が低下します。

バランスのと れた食事や睡眠時間、有酸素運動、ストレスレスなど、生活スタイルがバランス調整に関わ ります。

※みずみずしい肌を作るのは
・角質細胞内の NMF(天然保湿因子)・・・・・・17~18%
・角質細胞を糊固めする細胞間脂質(セラミド)・・80%
・皮脂膜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~3%

と言われています。

皮脂膜としての油分はさほど必要ではないこと、細胞間脂質(セラミ ド)が大きな役割を果たすことを認識しておきましょう。

最近の化粧品業界のアピールは美 容オイルよりもむしろセラミド補給へと移行しています。

※細胞間脂質の組成:セラミド 50%、遊離脂肪酸 20%、コレステロール 15%、コレステロールエステル 10%、糖脂質5%

※NMF(天然保湿因子)の組成:アミノ酸 40%、ピロリドンカルボン酸 Na12%、乳酸、Na12%、尿素 7%、ミネラル 18.5%、その他 10.5%

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