リンパケアについて考える
ストレスフルな時代を生きる私たちの健康法の一つとして、リンパケアに期待が寄せられ、 度々メディアが取り上げています。その一方で、リンパケアそのものに対する疑問や批判も 存在します。学術的に立証されているかと言えば、NO!かもしれません。
しかし血液の流れとともにあるリンパ液の流れを意識しながら行うのもまぎれもなくリンパケアなのです。
それは、老廃物の排泄を促進するという技法とも言えます。
勿論、医療現場で医療従事者が行うリンパマッサージとは区別して考えて行うべきだと思い ますが、リラクゼーション効果を第一と考え、リラクゼーションによって得られる自律神経の調節やその結果生じるホルモンバランスの調整、さらに免疫力向上・・・これらの 効果は、リンパケアによって得られる心地よい皮膚刺激によるホメオスタシス(恒常性維持 機能)の調節に他ならないのです。
勿論、流れの方向や分水嶺は意識して行います。
ホメオスタシス(恒常性維持機能)を徹底究明すると、そこにリンパケアとの関わりが見え てくるのではないかと思います。 すると、私たちリンパセラピストの存在価値が見出せるのではないでしょうか?